おでんの魅力 |
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雰囲気や集まる人や、このみや予算に応じて、自由にアレンジできるのがおでんの魅力ですし、何よりあったかくなるのがこの寒い冬にはありがたいもの。
ここでは、おでんを決める3つの鍵「煮汁」「たね」「鍋」について、最低限、覚えておくべきポイントを紹介していきます。
・煮汁
・たね (具)
・鍋 (猫なべではないよ)
・下ごしらえのポイント |
※京風をベースとします。
分量は結構目分量でかまいません。多めに用意しましょう。
具もいれるので、薄味で十分です。
(1)だしをとる
【昆布とかつおぶしの『あっさりだし』】
材料(10カップ分):水11カップ、こんぶ20cm角1枚、削りがつお50g
昆布は固く絞ったぬれぶきんで汚れを拭き取り、3〜4か所切れ目を入れる。
鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
削りがつおを加え火を止め、かつおが沈んだら、ふきんで漉す。
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(2)味をつける
だし汁10カップに対し薄口しょうゆ1/3カップ、酒大さじ1、
そして、市販のおでんの元を表示の半分の量だけいれる。これで味が十分でます。 |
たねの種類にルールはありません。美味しく早く楽にできるポイントを紹介します。
【おすすめのたね】
定 番:大根、もち巾着、がんもどき、ロールキャベツ、ゆで卵、厚揚げ、焼き豆腐、牛すじ、ウインナー、こんにゃく
変りたね:じゃがいも にんじん
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おでんに向いた鍋は、家庭で楽しむならば、土鍋か、パスタをゆでるような深めの鍋がいいです。
たねがすっぽりだしに沈むようなるのが基本です。
最近では、おでん専用の器具もありますが、まぁそこまでこだわらなくてもOKです。
私は、パスタをゆでる様の深鍋を使用していますし。

お店でないので、これは不要 |

土鍋が通常では手ごろ |

これで十分です。 |
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『旨い!』とうならせる、下ごしらえのポイントです。
(1)大根
厚さ2〜3cmの輪切りに。
圧力鍋(3分)か電子レンジ(1分)を使うと味がしみやすくとろとろに。
(2)こんにゃく
塩をふってもみ、すりこぎで軽くたたきます。熱湯で3〜4分ゆでると臭みが消えます。
(3)厚揚・がんもどき
ザルにのせ、上から熱湯をかけて油抜きをします、そうしないと、だし汁が濁ります。
(4)じゃがいも
皮つきのまま硬めにゆで、熱いうちに皮をむきます。 |