ローヌ地方は日照量に恵まれている為,ワインは全般的にアルコール度の高い,力強いものとなります。また物理的にも地質上からも,北と南に大きく分けられます。 北部では,畑のほとんどが花崗岩質土壌の急斜面にあります。栽培されている葡萄は赤ワイン用がシラー種,白ワイン用にヴィオニエ,ルーサンヌ,マルサンヌ種などがあります。
一方,南部は石ころの多い畑が台地に広がっていて,栽培面積も北部の約30倍近くあります。ほとんどのワインは複数の葡萄を用いる為,栽培されている葡萄の種類が多いです。赤ワイン用にグルナッシュ,サンソー,シラー,ムールヴェードル種など,白用にはルーサンヌ,マルサンヌ,ブールブーラン,ユニ・ブラン種などがあります。 味わいの特徴として,北部は,コクとエレガントさを持つものが多く,南部はまろやかな旨味を持ったものが多いです。ただ葡萄が複数ブレンドされるので,生産者によって味わいのスタイルが大きく異なります。とても味わいのバリエーションの多いのがローヌ地方の特徴です。 |
2001 ラストー・キュヴェ・コンフィアンス アンドレ・ロメロ |
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2001 シャトー・ヌフ・デュ・パプ アンドレ・ブルネル |
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