
ブルゴーニュ地方は、言わずと知れたワインの世界的な銘醸地です。
パリから東南に150kmほど下がったところにあるシャブリ地区から始まり、少し飛んで中心部のコート・ドール地区、コート・シャロネーズ地区、マコネー地区、ボジョレー地区と続きます。ボジョレー地区が終わるとそこはフランス第2の都市リヨンに至ります。
ブルゴーニュワインの特徴は、もう一つの銘醸地ボルドーと良く比較されますが、基本的に赤がピノ・ノワール種(コート・ドールとコート・シャロネーズ地区)、またはガメ種(マコネー地区とボジョレー地区)白がほとんどシャルドネ種の単品種によるワインであることです。(ボルドーはいくつかの品種のブレンドが多い)
ブルゴーニュワインを難しくしている要素の一つに同じ名前のワインを多くの生産者が造っている、と言うことがあります。(例えば「シャブリ」や「ボーヌ」など)だから、単純にシャブリが好き、と言っても世の中には素晴らしいシャブリからシャブリという名前が付いているのが信じられないようなひどいワインまでたくさんあります。だから選ぶときは地名だけではなく、生産者を良く注意しなければいけません。生産者がよいワインにははずれが少ないと思います。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは古代ローマ要塞の壁の内側に位置する、ボーヌの街の中心にある、名門の家族経営ワイナリーです。
ジョゼフ ドルーアンはワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の超一流店での活躍をはじめ、世界中の愛好家の絶賛を浴びている、ブルゴーニュの誇りです。
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そのなかでも記憶に残るおすすめ品

ブルゴーニュ・ピノノアール
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ぶどうは手摘みにより選別。ブルゴーニュワインのお手本といえる作品。手軽さが魅力。熟成させずに、2〜3年目が美味しいのがまたよい。優秀なビンテージならば当然10年以上は持ちますよ。
赤/750mL
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ムーラン・ナ・ヴァン
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10の村名ボジョレの中で最も力強く芳醇、長寿。ムーランは「風車」の意。ちなみに デズニィーのムーランとは関係はなく、ムーラン・ナ・ヴァン村だから、「美味しんぼ」の山岡さんもボージョレの中で一番好きとのこと。村名ワインでは破格、安い
赤/750mL
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ミュジニー・グラン・クリュ
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やわらかくしなやかでありながら、濃密な果実味がぎっしりと詰まり、エレガント。シャンボール・ミュジニーの究極。この4作の中ではすべてにおいて濃い作品かも。
赤/750mL
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シャンベルタン・グラン・クリュ
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ナポレオンが愛したあまりにも有名なワイン。堂々とした味わいに満ち、長い余韻の後にしなやかなタンニンが心地よく感じられます。
特級自社畑/赤/750mL
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マコン・ヴィラージュ
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マコン地区のワインの中でも上質な白ワイン、最近どうも人気上昇中らしい。安いからとって侮ってはいけません、なみたいていの白はこれに勝りません。
白/750mL
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シャブリ・グラン・クリュ・レクロ
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シャブリ地区7つの特級畑の中で最も高く評価されている“レ・クロ”畑産。非常に飲みやすいワインです。
特級自社畑/白/750mL
これは大変おすすめです。
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シャンベルタン・グラン・クリュ
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辛口白ワイン最高峰と言われるモンラッシェ。中でも更に高い評価を得ているマルキ・ド・ラギッシュ公爵畑産。品格と芳醇さに満ちた完璧な味わいです。自分ご褒美に目標としたい1品です。
特級ラギッシュ公爵畑/白/750mL
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ボジョレーの帝王「ジョルジュ デュブッフ」
その魅力は、「命のよろこび」にも似た味わい。
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その生き生きとした味わいで世界を魅了した名醸造家
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かつては地元のガブ飲み用ワインでしかなかったボジョレー地区の素朴な地酒を、たった一代で、はつらつとした生気あふれる世界の名ワインにまで磨き上げた偉才---ジョルジュ
デュブッフ氏は、その卓越した鼻と舌で今日のボジョレーワインの理想的な味わいをつくり出し、1970年代からは、自らのヌーヴォーを世界に紹介、ボジョレーワインのステイタスを築き上げた名醸造家です。彼が理想とするのは「一口飲むだけで心がおどりだすような楽しいワイン」。その一代の偉業に敬意をこめて、あらゆる国のワイン愛好家たちが「ボジョレーの帝王」という呼び名を捧げています。
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ジョルジュデュブッフの中でもお気に入り

ジョルジュデュブッフ
ムーラン・ナ・ヴァン
10の村名ボジョレーの中でも最も力強く、芳醇な美酒。バラの香りが華やかに漂う、深く、濃く、なめらかで幸せな気持ちになる逸品です。
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おすすめワインいろいろ、
 

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ロマネコンティのオーナーのひとり、オーベールさんがご自分のプライベートワインを作るために南ブルゴーニュにワイナリーを買った。そのワイナリーがヴィレーヌ。ロマネコンティというブランドがある以上、いくら自分が「こういうワインを造りたい」と思っても実現できないのが歴史的ワインのつらいところ。オーベールさんはヴィレーヌで、「こういうワインを」を実現。ロマネコンティと同じピノ・ノワールというぶどうから造られている赤ワイン。ロマネコンティよりおいしく感じ、しかもだんぜん安い!!というのが最大の魅力です。私は箱で買っています。ラベルだけ張り替えてロマネコンティと言い張っても、非常に深い味わいがあり、プロのソムリエでないとまずばれないと思います。(私は、10回中9人引っ掛けました。あとで違うといってもだれもそのおいしさに怒りませんでした。)3〜4千円が相場です。
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「恋する乙女たち」の名を持つ特級扱いの1級ワイン
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消費者の視点に立った評価で人気のある「リアルワインガイド」。この雑誌で「幸運にも見つけることができ、お金があるなら買うべき」と紹介されたのがこのワイン。
ベルトーさんが造るレザムルーズは所有面積は極めて小さく、その上、収穫したぶどうの4割をネゴシアンに桶売りしてしまうので、ドメーヌ元詰めのワインがとても少なく、貴重なんです。だから、このワインを見つけただけで「好運」とは本当にその通り。数がないので品切れになって予約しても買えない代物。
深く澄んだ濃密な果実味があざやかで、満々たる力を秘めたレザムルーズ。オークの風味が目立ちすぎることがなく、非常に繊細でありながらも力強いワイン。
格付けこそ1級ですが、その知名度の高さや味わいの奥深さから特級並みの扱いを受ける、「恋する乙女たち」という名の赤ワイン(フランス語が読めないと理解してもらえないのがつらいので、さりげなく伝えよう)バレンタイン等に送るメッセージボトルとして、また友達やパートナーと開けるならこのワインが絶対おすすめですよ。
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